メインコンテンツにスキップ

Google Sheetsへの書き出し

第三者のサービスを経由せず、クライアントから直接Googleシートにエクスポートする

7か月以上前に更新

Octoparseは、Googleスプレッドシートへのデータエクスポートを手動または自動で行うことができます。

Googleスプレッドシートへの接続には、次の2つの方法があります。

  1. OAuth認証: GoogleアカウントをOctoparseに直接認証する方法です。設定手順が簡単で、Googleドライブに新しいスプレッドシートが作成されます。

  2. サービスアカウント: Googleサービスアカウントを使用してOctoparseに接続する方法です。サービスアカウントの作成には、やや複雑な手順が必要ですが、Googleアカウントのセキュリティを高めることができます。

備考:Google側は無料でAPIを提供しております、リクエストの制限についてこのページをご覧ください。


1. OAuth認証: GoogleアカウントでOctoparseにログイン (推奨)

この方法は、バージョン8.7.4以降で利用可能です。最新版はこちらのURLからダウンロードしてください。https://www.octoparse.jp/download

ステップ1:データのエクスポート先として「Googleスプレッドシート」を選択します

ステップ2:設定に名前を付けて保存(次回から同じ設定を簡単に利用できます)

ステップ3:認証タイプとして「OAuth」を選択し、「アカウントを認証」を選択する

ステップ4:画面の指示に従って、OctoparseにGoogleアカウントへのアクセスを許可

ステップ5. スプレッドシートを追加

  • 作成するスプレッドシートの名前を入力

ヒント: この方法では、Octoparseで新しいスプレッドシートを作成し、そのスプレッドシートにデータを追加できます。既存のスプレッドシートは選択できませんのでご注意ください。

ステップ6:シートを選択

ステップ7: 「エクスポート」をクリック


2.サービスアカウント:Googleサービスアカウントを作成し、Octoparseに接続します

OctoparseでGoogleスプレッドシートにデータをエクスポートするには、事前にGoogleアカウントでいくつかの設定が必要です。

ステップ1:Google Cloud Consoleで新しいプロジェクトを作成

Google Cloudにアクセスし、Googleスプレッドシート用の新しいプロジェクトを作成します。

  • プロジェクトを選択」(または、他のプロジェクトがある場合は既存のプロジェクト名)をクリックし、ポップアップウィンドウから「新しいプロジェクト」を選択

  • プロジェクトに名前を付け、「作成」をクリックして続行

ステップ2:APIライブラリでGoogle Sheets APIを有効にします

  • 下へスクロールして「Google Sheets API」を見つけ、クリックして詳細ページへ移動します。

  • 「有効にする」をクリックすると、このステップは完了です。

ステップ3:サービスアカウントを作成し、.jsonファイルをダウンロードします

  • サービスアカウントIDを入力し、「完了」をクリックして設定を完了します。その他の設定はすべて任意です

  • 現在のプロジェクト下にメールアドレスが表示されます。これがクライアントメールです。右の「詳細を確認」クリックして詳細ページに移動します。

  • 詳細ページに移動したら、「」に切り替え、「キーを追加」をクリック

  • 「新しいキーを作成」をクリック

  • 作成」をクリックしてJSONファイルを生成し、デバイスにダウンロード

デバイスに.jsonファイルがダウンロードされます。サービスアカウントキーは、漏洩した場合、セキュリティリスクとなる可能性があります。ローカルデバイスの安全な場所に保管してください。

ステップ4:サービスアカウントにスプレッドシートへのアクセス権を付与します

  • 対象のGoogleスプレッドシートに移動し、サービスアカウントのメールアドレスを「編集者」として追加して共有

これでGoogleアカウント側の設定は完了です!🥳🎉


ステップ5:サービスアカウントを選択した後、必要な情報を入力します

  • 対象のGoogleスプレッドシートのURLを入力し、先ほどダウンロードした.jsonファイルにあるクライアントメールと秘密鍵を入力します。「接続テスト」をクリックして設定をテストできます

ヒント:秘密鍵には「-----BEGIN PRIVATE KEY-----」と「\n-----END PRIVATE KEY-----\n」を含める必要があります。

ステップ6. 「エクスポート」をクリックします

ヒント:Octoparseタスクで多くのデータフィールドを追加している場合は、スプレッドシートにデータを受け入れるのに十分な列があることを確認してください。


クラウドデータを自動エクスポート

Octoparseバージョン8.6以降では、クラウドデータをGoogleスプレッドシートに自動的にエクスポートできます。

  • タスク設定」->「自動収集」->「データベースへエクスポート」->「編集」をクリック

  • この自動エクスポート計画項目の名前として、「スケジュール名」を入力

  • 認証方法のいずれかを選択し、必要な情報を入力

  • 必要に応じて「実行間隔」を設定

  • 接続テスト」をクリックして、接続が機能するかどうかを確認

  • 完了」をクリックして設定を保存

設定後、自動エクスポートツールがポップアップ表示され、自動エクスポートタスクが有効になります。

注記:

  • バージョン8.6.8以降、Googleスプレッドシートへの自動エクスポート機能が強化されました。スケジュールツールを起動したままにする必要がなくなりデバイスを閉じてもバックグラウンドでエクスポート処理が継続されます。(MySQLやSQLデータベースへのエクスポートについては、引き続きスケジュールを起動しておく必要があります。)

  • Googleスプレッドシートへの自動エクスポートでは、前回エクスポート以降に追加された未エクスポートのデータのみがエクスポート対象となります。


Googleスプレッドシートにデータを自動エクスポートするその他の方法

Octoparseは現在、Googleスプレッドシートにデータを自動エクスポートする以下の方法をサポートしています。

  1. Octoparse OpenAPI経由: APIドキュメントGithubサンプルコードをご確認ください

  2. Mixed Analytics API Connector(Googleスプレッドシート拡張ツール)経由:Mixed Analytics API Connectorを使用してGoogle Sheetsへデータをエクスポート


こちらの回答で解決しましたか?